■簿記2級の試験科目から見る難易度

さて、次に簿記2級の試験科目を見ながら、難易度を考えて行きたいと思います。

まずは、以下をご覧下さい。

簿記2級試験科目

■商業簿記

商業簿記とは、その名の通り、商業で使われている簿記のことです。

簡単に言ってしまえば、一般の会社が行なうように「商品を仕入れて、それを販売する」流れを
記帳していきます。


基本的な考えは至ってシンプルで、貸方、借方ごとに勘定科目を仕分けしていくだけです。


例えば、仮払金は資産になるので借方、雑収入は収益になるので貸方といった感じです。
たぶん皆さんの中にも一度勉強したことのある方もいると思います。


簿記3級の延長線上の勉強になるので、基本を身に付けておけばそれほど難しい科目ではありません。

■工業簿記

商業簿記は、商品を仕入れて、販売する流れを記帳しいく簿記ですが、

工業簿記は、
材料を仕入れて製品を作り、それを販売する簿記のことです。

主に製造業に用いられる簿記式です。


基本的な考えは原価計算がベースになっており、勘定連絡図と言う材料を仕入れてから、
製品が完成するまでの一連の流れを覚えていく必要があります。


これはまず「仕掛品」「製造間接費」「材料」「賃金」などの全体の流れを把握していないと、
理解できないので、それを覚える必要があります。

受検者を苦しめる科目とも言われています。

これから、皆さんはこの2科目を勉強していくことになります。

そこで、難易度を考えた場合、一番苦しむのが工業簿記です。

なぜかというと工業簿記は、普段ほとんど触れることのない勉強で、

中々イメージが沸きません。

しかも、難解な専門用語を覚える必要もあり、基礎が出来ていないと対応できないのです。

しかし、一度仕組みを理解してしまえば、それほど攻略は難しくありません。

そのために必要なのは、良いテキストと講義です。

この基本教材2つが組み合わさっていないと、工業簿記はかなり難易度が高いと感じます。

逆に良いテキストと講義に出会うことができれば、工業簿記で満点を取ることも可能です。

対して商業簿記は、理解しやすい科目ですが、満点を取ることが難しい科目です。

とにかく簿記2級合格は、工業簿記攻略にかかっています。